色と面積

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面積によって色は違って見える。
しかし、何を面積と呼ぶか?
たとえ1mmでも近寄ってみれば大きく見えるよね?
ということで、網膜に映し出された面積で大きい小さいを定義しようと思う。
色を扱うときの面積の定義は視角で決まる。
網膜上に映し出された角度を視角と呼ぶ。
視角が小さいと網膜上の像も小さくなる。

中心窩の大きさは、視角で表すと約2度である。
この中心窩の大きさよりも小さい像だったら、なんだか変なことが起こりそうだよね?

小面積第三色覚異常

視角1度以下になると色相区分が曖昧になる。
特に青と黄の色感度がなくなったように無彩色に見える。
これを小面積第三色覚異常と呼ぶ。
これは誰でも体験できる。
この性質を利用してテレビでは赤と緑の色は空間的に細かい情報を送っているが、
視角的に細かいものが区別できない青と黄は空間的に粗い情報を送っている。

大面積の効果

視角が10度を超えてさらに色が大きくなると20度ぐらいまでは主に明るさと彩度が上昇する。
この現象は緑や黄色で顕著に起こる。
壁紙やカーテンの色を小さな色見本で選定したときと実際に実物を見た時にはこの大きさによる見えの違いが起こるので注意が必要である。

視野全体が同じ色になったら?

なんと、灰色に知覚されるらしい。
本当に??
体験したことがないです。

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